真性包茎の治療の重要性―高齢者の場合

高齢者の真性包茎とは

多くの男性を悩ませている男性生殖器の亀頭部を皮が覆ういわゆる包茎には、大きく分けて3つの種類があります。
1つ目は仮性包茎で通常時には少々亀頭部が露出しているものの、意図的に自らの手で剥けば亀頭が露出可能なもの、性的興奮時等勃起時には自然に亀頭露出できるものを言います。
2つ目はカントン包茎で平常時には手でなんとか包皮を剥くことが可能なものの、もともとの包皮輪部がやや狭い構造のため亀頭のカリ部である根本をきつく締め付けてしまう状態であり、亀頭先端部の血流等が妨げられ時に水膨れ状態になり、炎症や腫れを伴うもので早急な治療を要するものです。
3つ目は真性包茎で通常時も性的勃起時も亀頭が全て皮で覆われ、露出不可能なもので正常なセックスが難しいだけでなく、包皮の中に溜まった新陳代謝等で日々産出される恥垢と呼ばれる自らの垢が原因となり、包皮と亀頭部の癒着を含め細菌感染症を起こしかねない治療を早急に要するものを言います。

真性包茎の治療の重要性について

年齢を問わず様々な疾病やケガ・事故等で普段問題なく行えていた排尿行為等が難しくなることは十分考えられること、親族や看護師介護士さんのお世話になるかもしれません。
そのような状態を常に想定し、性器を清潔に保つためにも真性包茎の治療は重要です。
特に寝たきり等身体が弱り抵抗力や免疫力がダウンするような状態時、真性包茎が元で亀頭炎や包皮炎の他癒着、予期せぬ性感染症リスクが懸念されます。
何よりもお世話にして下さる方に耐えがたい悪臭をあびせてしまうことにも繋がりかねず、やはり気持ち良くお世話して頂く方お世話される方の心情を考慮し、高齢者こそ手術に耐えられる元気なうちに治療すべきだと言えます。
包茎自体は病気ではありませんが、新陳代謝を含め毎日の排尿等で汚れが溜まりがちな性器部を清浄に保てないという点、不衛生が元で感染症のリスクが高いという点では重症であり、自信の性器にコンプレックスを抱えることでセックス時に勃起不全を起こすとも言われています。

まとめ

真性包茎の手術には亀頭直下埋没法を含め病院によって様々、治療は手術跡に配慮し多くの場合亀頭真下辺りのもとからある皮シワ等を上手く活用し行われるものが多く、真性包茎の治療を他人に知られることがないよう十分な配慮がなされる治療です。
インターネット上では、クリニックでの手術ビフォーアフター症例画像を公開しているところもあり、治療時間も約20分位と言われ比較的短く身体への負担も少なめで高齢者でも安心して治療を受けられるものです。
また男性スタッフ対応のみで患者に配慮しているクリニックも多いのが特徴的です。

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